卓越風を利用した
「通風計画」をご提案します

どの方向から風が吹いてくることが多いかは、お住まいの地域や季節によって変わることをご存じですか？その場所の、季節ごとに特長的な風向きを「卓越風」と言います。この「卓越風」に配慮した上で、上手に窓や室内の扉を計画すれば、風の通り道をコントロールすることができるのです。

夏のギラギラした陽射しは暑苦しい
冬の陽だまりはあたたかい

寒い冬でも、窓辺での日向ぼっこはポカポカと気持ちいいもの。南側の窓からたっぷりと陽射しを取り入れれば、太陽の熱を室内に取りこむことができます。方位に合わせて開口部や軒を設計すれば、夏の陽射しをさえぎりながら冬はたくさん光を取りこむ、太陽の恵みを活かした設計が可能です。敷地形状や周辺環境に配慮したパッシブデザインのノウハウと、邸別の日照シミュレーションで、自然の力を活かした快適な住まいをご提案します。

太陽の南中高度の違いを利用する

正午の太陽の高さは、季節によって異なります。この「南中高度」に配慮しながら、軒やひさしの長さと取り付け位置を計画すれば、夏は陽を防ぎ、冬は陽を取りこむことが可能です。

方位によってガラスを使い分ける

サーラ住宅が採用している窓ガラスは、2枚のガラスの間に特殊な金属膜をはさみこんだ「Low-E複層ガラス」。このLow-Eガラスには、太陽の熱を取りこみやすい「高断熱タイプ」と、防ぎやすい「遮熱タイプ」があります。方位によって2種類を使い分けることで、夏のしつこい西陽を防ぎながら、冬の日中は太陽の熱を取り入れやすくしています。

四季とともに変化する、
光や風を利用した
「パッシブデザイン」の例

オーニング

伸縮自在なテントで、陽射しを自在に調整することができます。

軒の設計

軒やひさしを適切に計画すれば、夏は陽射しを防ぎ、冬は陽射しを取りこめます。

落葉樹

夏は陽射しをカットし、葉を落とす冬は陽射しを取りこめます。

吹抜とトップライト

陽射しを取り入れるためにも、熱気を抜くためにも活用できます。

コンサバトリー

光がたっぷりのサンルームに、タイルや自然石など熱を蓄める床材を使います。