「高気密・高断熱」な住まいが普及するにつれて、問題となった「シックハウス症候群」。このシックハウス症候群を防ぐために建築基準法で義務付けられたのが、24時間換気です。無垢床や塗り壁など、健康に配慮した建材をどれだけ使っても、書籍や家具、カーテン、クリーニング済みの衣類などから放出される化学物質を完全に防ぐことはできません。建築基準法では、建物内部の空気を2時間で完全に入れかえる(0.5回/h)だけの換気回数が義務付けられています。「Best-air+」では第一種換気システムを採用しており、給気と排気を機械により強制的に行うため、他の換気システムに比べ、計画的かつ安定的に換気を行うことができます。
エアコンによる暖房や家中に吹出口があり暖房熱が巡る全館空調は、湿度低下を招き過乾燥状態になりやすいといわれています。またファンヒーターはハウスダストを舞い上げて広範囲に撒き散らしてしまうため、サーラ住宅では輻射熱で室内を暖める「床暖房」を積極的に提案しています。
降り積もったハウスダストが集中する、床面から30cmまでの高さは、「ハウスダストゾーン」とよばれています。ホコリやチリが舞うそのゾーンをなるべくキレイに保つことが有効なハウスダスト対策となります。サーラ住宅では対策として清掃性に配慮した空間プランニングやロボット掃除機利用などのご提案をしています。
鋭角に段差が生じる階段の踊り場は、住まいのなかでも掃除がしにくい場所の一つです。設計段階からフロアモップなどが入らない隙間をなくしたフラットな踊り場をご提案することで、清掃性を高めて家事負担を減らします。
毎日キレイにしたいけど舞い上がるホコリが気になったり、お子さまに手がかかってしまい思うように進まない掃除機がけ。そんな負担を減らすためロボット掃除機の活用をご提案しています。格納場所やコンセントなど、はじめから間取りに組みこむことで、スッキリとした収納ができ、頼れるパートナーとして活躍してくれます。
ダニやハウスダストは、新築の住まいには存在せず、実際に暮らしはじめてからの日常生活で発生します。
室内の環境整備でできることをチェックしてみませんか?