空気の質にこだわり、アレルギーに配慮する住まい  Best-air+(ベステア・プラス)

Best-air

肌への配慮

アレルギー疾患の原因のひとつは、
肌の乾燥にあります。

近年、アレルギーの研究が進むなかで、アレルギー疾患の発症や悪化をまねく「皮膚感作」というメカニズムが注目されています。通常、私たちの皮膚は角質層に守られていて、付着した汚れや刺激などを弾き返す役割をしています。これを皮膚のバリア機能といい、乾燥した空気や湿疹などによる疹みで皮膚を掻くとこの機能が低下し、皮膚の水分が失われます。この傷ついた状態の皮膚からアレルゲンが侵入し、アレルギーが発症するメカニズムが「皮膚感作」で、喘息や食物アレルギーにも関係するといわれています。皮膚バリアを正常に機能させるためには、「室内の乾燥」をどう抑えるかが重要なカギとなります。

過乾燥対策

皮膚感作を引きおこす原因の1つ、室内の過乾燥を防ぐ

サーラ住宅は、外断熱工法によって夏は涼しく、冬は暖かいZEH対応住宅※を実現しています。しかし断熱性の高い住宅は外気温との差が広がりやすく、冬期は相対湿度が低下することで「過乾燥」に陥りやすい傾向にありました。そこで皮膚感作の原因となる「過乾燥」に対し、24時間・365日、湿度をコントロールして防ぐことが、「住まいのアレルギー対策」の第一歩だと考えました。

※ZEH対応住宅とは、ZEHの断熱基準UA値(外皮平均熱貫流率)をクリアする性能を有していることを指します。ただし、プランなどの条件により、断熱UA値をクリアできない場合もあります。また、ZEHとなる住まいにするためには、基準一次エネルギー消費量の20%削減に加え、高効率設備や太陽光発電などの創エネ設備を搭載することが条件となります。

湿度40〜60%を常に保つ
「全館調湿換気システム」

「Best-air+」の全館調湿換気システムは、加熱すると水分を放出して、冷却すると水分を吸着する「デシカント吸着剤」の性質を利用し、空気の流れをダンパーで制御することで、24時間・365日、湿度をコントロールします。外部の新鮮な空気を、冬には加湿しながら、夏には除湿しながら取りこんで、人間が快適に感じる40〜60%の湿度を常に保ちます。

湿度コントロールで乾燥から肌を守る

冬場は特に乾燥が気になる季節です。全館調湿換気システムにより室内環境の快適湿度をキープして、角質層を守りお肌のかさつきを防ぎます。

推奨プラン&推奨アイテム

推奨プラン

保湿ケアスペース

入浴後の保湿ケアのリミットは10分といわれています。お風呂上がりに保湿クリームやベビーパウダーをサッとぬれる、そんなスペースが脱衣場のすぐ近くにあると、毎日のケアが楽になります。

推奨アイテム

軟水

1日に使う水の量の99%がお洗濯やお風呂、台所で使う「生活水」です。この生活水を硬度1mg/ℓ以下の軟水に変えることで皮膚のバリア機能の回復がしやすいといわれています。また浴槽に汚れやカビがつきにくいので、清潔に保つことができ、日々のお手入れも簡単です。

成長への配慮